交通事故の直後は痛みがでないことがあります。

その理由と症状の移り変わり及び施術について説明していきます。

事故後すぐに症状が出ない?

事故後は痛みがないことがしばしばあります。

その理由としてはまずは交感神経が優位に働いているという事。

交感神経とは活動的になると働く神経のことです。

よく運動や格闘技でケガをしてその時は大丈夫だったけれど試合が終わって徐々に痛みが強くなるといったのと同じようなイメージです。

あとは徐々に頸椎のカーブが正常ではなくなり痛みが出るパターンです。

直後~3日くらいまで痛みが出なかったりします。

 

●急性期 事故から2週間くらいまでの間

炎症が起き症状がつらい事が多いです。

事務仕事や車の長時間の運転は特に首や腰に痛みが出ます。

ロキソニンなどを飲むと痛みが緩和する方もこの時期です。

2~3日は症状が現れず1~2週間して症状が現れる人が多い期間です。

頸椎コルセットなどをする方がいますがあまりにひどい場合はするといいと思いますが

私はあまりお勧めしません。

なぜなら、多くは少しずつでも動かした方が予後がいい場合が多いからです。

整形外科でしっかりと診察をしましょう。

 

施術:炎症があるなら処置をし、頸椎カーブを形成し、体の全体の歪みを整えます。

 

●亜急性期 2週間~1,2カ月くらいまでの間

症状が落ち着いて来ますがストレートネックになる怖れがある期間です。

特に2カ月くらいは大丈夫でもそのあとから症状が現れる人もいるので様子を見る期間です。

基本的には週4,5回来てもらうことが多いです。

関節、筋肉、神経など施術する箇所は様々です。

 

施術:エクササイズ指導、頸椎カーブの形成、固まってきた筋肉の調整

 

●慢性期 3カ月以降

炎症反応は治まり今度は筋肉が硬くなって行きます。

ここまで何もせずに放っておくと後遺症が出ることもあります。

 

施術:グラストンテクニックによる筋膜治療

 

事故後の後遺症の原因

・痛みの原因

多くは炎症反応ではなく筋肉や筋膜が固まって痛みが出ることが多いです。

他には靭帯組織などの組織が固まりそれが引っ張られたりして痛みが出ることが大半です。

慢性期なので炎症反応はほとんどありませんので、痛み止めを飲んでもあまり効果はありません。

ロキソニンなどの薬は炎症からくる痛みを緩和する作用があるので炎症の痛みでなければあまり効果はないのです。

 

・痺れの原因

痺れの多くは神経の圧迫という方が多いです。

しかし本当に多いのは血流が悪くなり神経組織に血液や栄養が行かなくなることで痺れが出ることが多いです。

正座をすると痺れるのは神経を圧迫しているのではなく血流が阻害されているからなるのです。

なので首や腰回りの血流に関与する筋肉やそれに付随する組織が固まる事で痺れが出てしまいます。

手では取れない固まった組織を取ることが出来るのも筋膜リリースの特徴なので後遺症が起こる前に施術することが一番大事なのです。

 

まとめ

事故後は痛みが出ないことが多い。

整形外科に行きしっかりと診断、レントゲンなどで検査をする。

急性期は安静、頸椎カーブ形成

亜急性気はエクササイズ、筋膜リリース

慢性期は可動域訓練や筋膜リリースで後遺症にならないようにする。

痛みがないからと言って放置せずにしっかりと施術して後遺症をなくしましょう。