交通事故直後の診断では、腰痛捻挫や頸椎捻挫、全身の打撲等がよくあると思います。

しかし後から坐骨神経痛等の股関節の症状が出るときがあります。

交通事故での股関節痛の原因

①坐骨神経痛

病院ではよく坐骨神経痛であるといわれますが、実は病名ではありません。症状の名称です。

腰から足指にかけて、坐骨神経という太い神経が通っていてその神経に沿って生じる痛みを

坐骨神経痛と呼んでいます。

普通は腰部ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症を代表とする脊椎疾患から坐骨神経痛が引き起こされていることが多いです。

交通事故では一般的に腰の部分に強い衝撃が加わり、ぎっくり腰と言われる頚椎捻挫によって坐骨神経痛が生じます。

ただ、交通事故直後は興奮状態になってしまうことで痛みを感じず、数日後に少しずつ痛みや違和感が出ることも多いのです。

坐骨神経痛の症状と治療

坐骨神経が圧迫されて刺激を受けると、腰からお尻、太もも、ふくらはぎに電気が走るような

鋭い痛みや、しびれ、感覚の麻痺といった症状が起こります。

ひどくなると、歩いても痛みが走り日常動作に支障が出てきてしまいます。

治療自体は腰から出ている神経に関与するところを調整することもありますし、

梨状筋と呼ばれる坐骨神経直下の筋肉を緩めることによって坐骨神経痛は緩和していきます。

②ダッシュボード損傷

その他にダッシュボード損傷と呼ばれるものがあります。

ダッシュボード損傷とは事故の際ダッシュボードに膝を打った際に股関節が後方に動くことによりストレスがかかり

その周りの靭帯組織が損傷したり股関節自体がねじれることがあります。

ダッシュボード損傷の治療

モビリゼーションと呼ばれる関節可動域をあげる訓練をすることによってずれた股関節を戻したり

損傷した部位を早く治癒させるファーストエイドと呼ばれるテクニックもあります。

 

自分でできるセルフエクササイズ

坐骨神経周辺にある股関節やお尻の筋肉を緩める事で痛みを緩和することが出来ます。

無理のない秒数から始め、慣れたら徐々に長くして下さい。

①座ってできるお尻のストレッチ

両膝を立てて座り、後ろに手をつきます。右足を曲げて、左の太ももの上に乗せます。

背筋を伸ばし、その状態から軽く上半身を前に倒し20秒!足を組み替えて逆も行います。

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②寝ながらできるお尻のストレッチ

仰向けに寝た状態から右膝を抱え、ゆっくり胸に近づけます。

そのまま30秒キープ!元の仰向けの姿勢に戻り、次に左も同様に行います。

③前後開脚のストレッチ

右足を引いて、左足は膝と股関節が直角になるように曲げます。

背筋を伸ばし、膝で床を押しながらゆっくりと状態を前に倒して20秒!足を入れ替え逆側も同様に行います。

坐骨神経痛はしっかりと治療しましょう

臨床上股関節の疾患は時間がたつにつれて治りが遅くなる傾向が多い部位の一つです。

常に荷重がかかり股関節に負担がかかるのが原因なのと軟部組織が損傷した場合股関節の内部に癒着が生じ痛みがなかなか取れないケースもあります。

関節可動域を正常に戻し、早期に損傷した軟部組織をきれいな組織に置換するための処置を行います。

この処置を間違えると股関節の周りに瘢痕組織と呼ばれる硬く使えない組織がたまりあとからでは処置が厳しくなります。

ですので股関節が少し痛いだけと自分で判断せず専門家に相談することをお勧めします。

事故後のケア

交通事故後は痛みがなくても違和感があれば、まず整形外科を受診してください。

ご不明な点やご相談があればお気軽にお電話ください。

自分では気づかない痛みでも、診察を受けることで見つけることができます。

<整骨院匠>

住所:札幌市白石区東札幌2条1丁目3-23 ヴェルデテニスクラブ内

電話番号:011-839-4895

公式HP:https://sapporo-takumi.com