交通事故での障害は目に見える外傷だけではありません。

むち打ち等をはじめ、数日経ってから背中や腰などに痛みを発症することがあります。

痛みだけでなくめまいや吐き気もむち打ちからの症状です。

そういった場合では、事故当日は大丈夫だったことから既に物損事故扱いで処理してしまっているかもしれません。

ここではそんな時の対処の流れを解説します。

①病院を受診し診断書を書いて貰う

遅くても1週間から10日以内にはを病院で診断書を書いて貰いましょう。これが人身事故である(怪我をした)証明になるのです。

最も避けたいことですが、事故に遭ってから時間が経過してしまうと、身体の症状が本当に事故によるものなのか疑わしくなってしまい

次の項で説明する、人身事故に切り替える際に受け付けてもらえない可能性があります。

診断書は医師でなければ作成できません。国家資格を持つ柔道整復師のいる整骨院で治療を行う場合でも、まずは整形外科等を受診して下さい。

②警察署で人身事故扱いに切り替えてもらう

次に警察に行き物損事故から人身事故に切り替える手続きをします。手続き必要なものは以下の5つです。

医師が作成した診断書

事故車両(もしくは破損した部分がわかるナンバー入りの写真)

運転免許所

車検証と自賠責保険証明書

印鑑(シャチハタは不可)

被害者、加害者、同乗者、双方が出向く必要があります。

物損事故で処理してしまうデメリットは?

⑴自賠責保険から治療費や慰謝料を受け取る事が出来ない

自賠責保険は人身事故に対する保険です。

また、数か月後に後遺障害が出たとしても、それにより仕事を休んだ時の休業補償をはじめ、慰謝料は支払われません。

何より“治療費が保証される”ということのメリットは、安心して最後まで治療することが出来ることでしょう。

⑵賠償金が少なくなる

物損事故の場合、自賠責保険で相手に請求できるのは物損に関してのみ(車の修理,衣類)ですので請求できる金額は少なくなってしまいます。

⑵過失割合で揉めた時に不利になる

人身事故で処理すると「実況見分調書」が作成されます。

これは事故の詳細を記したもので、物損事故では作成されないものです。

客観的証拠がないことで不利な過失割合で示談になり損害賠償額が減額してしまうのは避けたいものです。

警察で人身事故への切り替えを認めて貰えなかった場合は?

相手方の保険会社に対して「人身事故証明書入手不能届」を提出することで保険会社で人身事故として扱って貰える可能性があります。

この書類は保険会社にあり、人身事故証明書を提出出来なかった理由を記入し取り寄せて提出します。

「事故当日には症状がなかったが、○○日後痛みが出たので病院で診察を受けた。しかし警察で人身事故の切り替えを受け付けてもらえなった」などの事情を記入すると良いでしょう。

これにより、保険会社で人身事故関係の賠償金を支払って貰えるようになります。

保険会社にうまく対応できるか不安な場合は弁護士に相談してみるのもひとつです。

まとめ

どんな小さな事故でも事故直後は気持ちの動揺や精神的なダメージもある事でしょう。

そんな時ですから、「手続きが面倒そうだし、これくらいは我慢しよう」と思われるかもしれません。

しかし、交通事故での衝撃からくる症状は梅雨時期をはじめ、季節の変わり目など予想していなかった時に再び痛みやだるさが出たりと、のちのち不快な状況に悩まされることもあります。

御自身の健康の為に治療に専念できる環境を一緒に作って参りましょう!

<整骨院匠>

住所:札幌市白石区東札幌2条1丁目3-23 ヴェルデテニスクラブ内

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公式HP:https://sapporo-takumi.com